88番 一の瀬高原・金鶏寺
場所 | 山梨県甲州市塩山一ノ瀬高橋 |
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桜の本数 | 5本 |
桜の種類 | 薄墨桜/染井吉野 |
アクセス | JR中央線「塩山駅」~タクシーで約60分(約1万円)、または車利用で中央道勝沼ICより国道411号線経由約40㎞、山道を好む方は青梅街道を奥多摩方面に向かい411号線を経由して奥多摩から約60分 |
その他 | ●甲州市観光協会 TEL:0553-32-2111 |
多摩川の源流は、山梨と埼玉の県境にある標高1,953mの笠取山の山頂直下南側にある、水干(みずひ)と呼ばれる場所から最初の1滴がしたたり落ちる。水干への本格的な登山道の入口が一の瀬高原。高原を散策すると、静かな里山の風景に溶け込んだ素朴で古いお寺「金鶏寺」が目に入る。屋根を見上げると武田菱の家紋。これは武田信玄の隠し金山「黒川金山」にあったお寺で、閉山とともにこの地に移築された。信玄の家来だった田邊氏・楠氏(大楠公・楠正成の末裔)のお墓を見守るように立つ1本の薄墨桜は、見る角度によって、淑女のようにも、雄々しい男性的な姿にも見える。